平成27年 赤米・稲刈り
平成27年9月29日(火) 赤米の稲刈りを行いました。八鹿小3年生児童と小佐保育所の園児さんたち、そしてボランテイアの人たちにお手伝い…
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小佐地区では赤米を栽培していることで知られています。
奈良時代に小佐地区から赤米を奈良の都に献上していたことを示す木簡が、昭和38年の平城京の発掘調査の現場で出土しました。この木簡には
但馬国養父群老左郷赤米五斗 村長語部広麻呂天平勝宝七歳五月
とあり、天平勝宝7年(755年)に赤米五斗を運んだ時の荷札であり、老左(※)の村長(むらおさ)がこの荷物運搬の責任者だったことが分かります。
※老左というのは小佐のことをさすものだそうです
この発見をきっかけに、小佐地区内で、奈良平城京への献上を再現してみたいという機運が高まり、有志が種籾を手に入れて赤米を栽培するようになりました。小佐小学校でも学校・家庭・地域のふれあいを通じて行う教育活動「土曜ふれあい学級」の一環として赤米の栽培をすることとなり、以来20年以上、小佐小学校が閉校となった現在も、八鹿小学校に引き継がれて続いています。
小佐小学校では、赤米献上隊を組織し、平成22年(2010年)まで毎年、奈良に赤米を献上してきました。平成22年の平城京遷都1300年祭には小佐地区をあげて参加しました。
赤米づくりは、家庭と地域と学校をつなぐ行事として、地域内に根付いており、歴史や郷土を学ぶ生きた教材として現在も役立っています。
平成27年9月29日(火) 赤米の稲刈りを行いました。八鹿小3年生児童と小佐保育所の園児さんたち、そしてボランテイアの人たちにお手伝い…
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八鹿小学校の子どもたちと田植えをしました。 今年もいいお米ができますように。
代かきを行いました。 赤米を育てるには、土壌作りが大切です。